cTrader Copyを使うにあたって

一気に溶けるリスクについて

 優秀なものでもロジックによっては一気に溶けて、資金がなくなることがあります。ここでは、そのリスクの確かめ方・避け方について解説します。

 cTrader Copyでは、運用履歴を確認するときに、チャネルというものを確認することができます。チャネルとは、どんなプラットフォームを使って取引を行ったかの情報です。チャネルが「cBot cTrader」となっている場合は、EAを使っているということがわかります。ここで注意です。いくら成績が良くても、チャネルが「cBot cTrader」できれいな右肩上がりの場合は、ナンピンを使うことがあるので、ロジックと相場の相性により、EAが捕まってしまい、そのまま大きなトレンドとなった際に一気にロスカットに向かうことがあります。これは、実際に「Rapidexecuttion」というストラテジーで起こっています。

 このストラテジーは、2022年3月4日までは1年半の間コツコツと利益を上げていて、最も優秀なストラテジーでした。しかし、3月4日の夜、ロシアの原発攻撃や雇用統計により、ユーロドルの下落が止まらなくなり、EAのロジックが捕まってしまい、32ポジションという今までにないポジションを取りました。この時点んで最大ドローダウンを更新しています。月曜日の朝8時過ぎ、ユーロドルはさらに暴落し、あえなくロスカットとなってしまいました。

 つまり、EAなのでファンダメンタルに対応できず、損切りができなかったということになるので、指標前に止めることをしないといけなかったということになり、完全放置では長期運用ができません。

 ストラテジーはEAを使わないものもあるので、そのストラテジーを選ぶほうがいいのかもしれません。そこはトレードスタイルによって、選びましょう。チャネルが「cTrader」や「cTrader Android」、「cTrader iOS」などの場合は、EAを使わず、手動でトレードをしています。さらに、履歴を確認するとTPやSLも確認することができます。SLがきちんと設定されていて、ROIグラフが上がっているものであり、半年以上運用されているものであれば、損をする可能性はあるにしても、一気に資金が溶けるようなことは避けられるでしょう。溶けにくいストラテジーは以下の通りです。

  • Lauriano Investimentos Alavancado(損小利大、おすすめ)
  • freedom(初期投資額が高いが、2018年から運用されている、余剰資金が多い場合におすすめ)
  • COPYDT(勝ちやすい、月一トレードで大きく勝つ、手数料高め)
  • win by odds(ローリスク・ローリターン)
  • Australian Super Fund(win by odds似)

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