ブローカーの差について
cTrader Copyはあくまでプラットフォームなので、ブローカーによって通貨ペアやレバレッジ、銘柄・通貨ペアごとの最大/最小ロットが異なります。ここでは、DowRiderというストラテジーを例に解説します。
DowRiderというストラテジーはブローカーに日本人は口座開設ができないIC Marketsというブローカーを採用しています。このストラテジーはダウCFDを取引するのですが、ダウCFDはIC Marketsでは「US30」と呼ばれていて、Tradeviewでは「Wall Street 30」と呼ばれています。

↑DowRiderのトレーダー側の決済履歴
通貨ペアがUS30と表示されていて、IC Marketsでトレードされていることがわかります。
説明によりますと、IC MarketsでのUS30の最低ロットは0.01であることがわかります。

↑TradeviewのcTraderのダウCFDこと「Wall Street 30」
一方で、取引数量の最小値が0.01ではなく0.1になっているという部分に注意で、最低ロットが0.1とTradeviewとIC Marketsでは差があることがわかります。
cTrader Copyでは、最小投資額を満たしていれば、フォローすることができてしまいますので、トレーダー側では0.01でエントリーし、証拠金維持率が1000%となり、一方でフォロワーは0.1でエントリーしてしまうということになります。フォロワーは証拠金維持率が150%くらいになり、溶けそうな状況になってしまうということです。
したがって、フォローする前にどんな通貨ペアを取り扱っていて、自分の使っているブローカーのcTraderで通貨ペアを確認し、最低ロットとレバレッジは最低限、確認するようにしましょう。
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