最大ドローダウンについて
最大口座ドローダウンの表示がありますが、これは大きな損切という意味で有効証拠金が最も少なくなった時ではありません。もっとも口座残高に対して有効証拠金が少ない瞬間を知りたい場合は、有効証拠金グラフで最大/最小株式資本を確認しましょう。
ここではRapidexecuttionの有効証拠金グラフを例に解説します

黄色い線は「口座残高」といって、含み損益を含まない残高の移り変わりです。(トライオートFXでいう、実現損益のこと)
緑色の線は有効証拠金グラフで含み損益を含んだ有効証拠金の移り変わりです。
灰色の線は「最小/最大株式資本」といって、つまり、最も有効証拠金が少なかった(多かった)ときの有効証拠金です。
このグラフがカギとなってきます。

例として、2022年3月4日の部分にカーソルを合わせてみました。
すると、画像のように様々な情報を確認することができます。つまり、このグラフの赤丸の部分や線を引いた部分を確認すれば溶けるか溶けないかや最も大きなリスクを確認することができます。
画像の場合の最大ドローダウンを考えてみます。
口座残高が2491.07ドルに対して最小株式資本が596.17ドルとなっています。この日、有効証拠金は瞬間的に596.17ドルまで減ったということがわかります。
つまり、(1-596.17÷2491.07)×100 ≒ 76.07%、最大ドローダウンはその中で最も差が大きい時なので、この画像が該当し、76.07%が最大ドローダウンとなります。
このストラテジーは、最大ドローダウンが50%だったのが、2022年3月4日に76.07%になってしまい、これ以上更新すると溶ける可能性が高いです。こうなったら別のストラテジーに移行する時といえるでしょう。
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